A 筆記大問2:6問(長文の空欄に文脈に合う適切な語句を補う)ここで提示される2つの長
文は、例えば社会問題に関する調書や、科学研究の報告書といった専門性の高い内容です。二つ
の長文は350語前後とボリュームがあるにもかかわらず配点が各3点と少ないので、まずこの
パートを飛ばして大問3や4が終わってから余った時間で解くのも一策です。
B 筆記大問3:10問(長文の内容に関する質問に答える) このパートで出る3つの長文は
500語程度で、内容は大問2と同様に専門性の高いものです。普段より英文法や語彙を修得す
る勉強と併せて、今世界でどのような問題が起きているのかという時事問題にも広く関心を持ち
そこで使われる専門用語や名称なども併せて覚えておくとよいでしょう。長文読解にとりかかる
前にまず質問を読みどのような内容が問われるのかを把握し、鍵となる名称や数字などを頭の片
隅においておきます。長文を読み始めて該当する箇所まで来たら、そのつど質問に戻るという方
法をとると効率よく回答を進めることができるでしょう。
C 筆記大問4:(指定されたトピックについて英文を書く)英検がTOEICと一線を画す大きな
要因がこの英作文にあります。ある議題に対して肯定か否定か、賛成か反対か、といったどちら
かの立場でその根拠を3つの段落に分けて論説します。